#ベストラジオ2019
師匠も走らせる程忙しいといわれている師走、皆さんはいかがお過ごしですか?
この時期になるとその年のベストアルバムを選定しているんだけど、今年はラジオについてもベストを選定してみました。
2019年もたくさんのラジオで笑わせていただきました。
2020年は、どんなラジオで笑わせてくれるかな?
新番組で気になっているのは、TBSラジオ「藤田ニコルのあしたはにちようび」です。
皆さんも、素敵なラジオライフを!
1.「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」加藤の乱後の吉本お家騒動に対するメッセージ回
正直、岡村隆史がラジオで何ていうかこわいところがあったけど、加藤への、お笑いへの、吉本への愛を感じた。まちがいなく、この日のオープニングトークはラジオ史に残る。お土産を持って来ずにラジオを見学した藤原副社長へのイジりも含めて最高でした。
2.「神田松之丞 問わず語りの松之丞」RN.談志狂、2度目のメールが読まれた回
あんなクソみたいなふつおたを読むのこのラジオしかない。悪意のかたまり。でも、そういうところが大好きです。最近、誰も傷つかないお笑いが評価されているけど(今年のM-1はその傾向が顕著だったと思う)、好意的な人に対しても傷つける松之丞が私は好きです。真打昇進してもラジオはつづけてね。
3.「オードリーのオールナイトニッポン」春日フライデー二股騒動後のとんだ大馬鹿変態野郎回
若林の春日に対する愛を感じた。まさか、ここから約半年で若林が結婚までするとは思わなかった。春日のプロポーズ~二股騒動~結婚は、春日だけでなく、若林をも真っ当な人間に成長させてくれたのかもしれない。春日、クミさんを愛すこと死んでもやめんじゃねーぞ!
4.「爆笑問題カーボーイ」松村邦洋ゲスト回
天才の方の松ちゃんは、僕にとって松村邦洋。天然なのか、悪意なのか、定かでないが晩年の森光子のモノマネはテレビではできないくらいのネタで大爆笑してしまう。ドラフト指名のモノマネで太田光代が呼ばれる件とか最高です。ウエストランド井口、おち○ぽ流出騒動の謝罪さえなければ、もっと上位だった。
5.「爆笑問題カーボーイ」鬼越トマホークゲスト回
鬼越トマホークは怖いものなどないのか?!というくらいの毒舌っぷり。吉本所属なのに関西のノリが嫌と言い放つカッコよさ。太田が心から楽しそうだった。
6.「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」中居正広ゲスト回
僕にとっての平成の二大TVスター。土曜の夜8時にめちゃイケを見て、月曜のよる10時にスマスマを見ていた。その二人の令和初対談。一緒に平成時代を戦ってきた仲間としての信頼感があってとても良かった。中居の前で、スマップと初対面の時に木村拓哉だけちゃんと実家に電話かかってきたエピソードを話すのいいな~。その後、岡村隆史が金スマにゲスト出演した際に絶交時期があったことを話していて驚いた。また中居&ナイナイ日本一周が観たいな。
7.「伊集院光とらじおと」石橋貴明ゲスト回
石橋貴明を再評価したい。何でもこなしてしまう天才木梨憲武と比べると努力の人である石橋貴明。番組の構成上、とんねるず伝説を掘り起こしたい伊集院とただひたすらに伊集院とマジメに野球の話しをしたい石橋貴明の対比が良かった。テレビでは破天荒に振る舞いながらも自分が好きなものにはリスペクトを隠さない石橋貴明が好きです。
8.「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」ウソ嫁回
詳細については、前にブログで書いているのでそちらを参照して下さい。
(https://yamapee0523.hatenablog.com/entry/2019/05/10/173922)
ウソ嫁仲間と思っていたはずのオードリー若林結婚後の放送での「そりゃないぜ~、若林君」含めて、最高。
9.「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」オードリーゲスト回
あまりにもオードリーのことが好き過ぎて、ゲストのオードリーに喋らせず、自ら喋りまくる高田先生、最高。リトルトゥースの鑑。71歳にして今が成長期の高田先生、これからも元気でいて下さい。
10.「オードリーのオールナイトニッポン」南海キャンディーズ山里亮太結婚後の回
山里亮太と蒼井優の結婚について、若林のスタンスが他の誰とも違っていておもしろかった。山里のセンスに気付かない奴がダサいというスタンス。それにしても、春日、山ちゃんに続いて若林も結婚しちゃうとはね。
Ramones「Do You Remember Rock 'n' Roll Radio?」
https://open.spotify.com/track/2Ck23L2znrPAFiyopqzWUj?si=h9JT3yQvTqu9FN_coUo4RQ
好きなものが変わる時、新しいカルチャーの扉を開く
初めて音楽に夢中になってから約20年。
自分の中で好きな音楽が変わる瞬間がある。
ついこの前まで夢中になっていたのに、気づけば別の音楽に興味が移っていることがある。
好きな音楽がコロコロ変わる。
そんな自分のことを移り気が激しく、飽きっぽい性格だと思っていた。
その音楽が好きな時は情熱を持ってCDやレコードを収集し、関連するインタビューや特集も読み漁っているのに、突然パタッとそれがなくなる。
僕は薄情な奴なのか…。
けして嫌いになったわけではない。
そして、その音楽にハマる時期がまた訪れる。この繰り返し。
ある人と話していて、「君はいろんなものに興味があるから、好きなものに対してインプットが完了して別のものに興味が湧いているだけだよ。それが今はDJやギターポップなだけで、一年後は音楽とは関係ないものに興味がいっているかもしれない。自分の感性を大切にした方がいい。」というようなことをいわれて、とても救われた。
僕は、一年後、何に興味を持っているだろうか。
もしかしたらそれば音楽ではないのかもしれない。
たとえ、それが音楽でなくても僕はその対象を昇華する為に全力で向き合おう。
僕は自分が好きなカルチャーを発信したい。
なんだか、楽しみが増えた。
ザ・ハイロウズ「胸がドキドキ」
2019年M-1決勝でトム・ブラウンに期待している
オードリーが2008年のM-1で準優勝した翌年、彼らはM-1の出場を辞退したが、その理由として「自分たちのネタを退化させたくなかったから」とあげている。
オードリーは独自のスタイル「ズレ漫才」で2008年のM-1の話題をかっさらった。
その新しいスタイルで爆発した彼らが、もし翌年のM-1に出場したとしても、どんなにおもしろいネタであろうが、目新しさがなくていい結果にならなかったと思う。
そして、トム・ブラウン。
トム・ブラウンにはあの合体ネタしかない。
2018年のM-1決勝で確実に爪痕を残したが、カオス過ぎて漫才としてちゃんと評価をしてもらえず、あまりいい結果にならなかった。
自分たちのスタイルが世にバレてしまい完全に不利な状況の中、彼らは2019年M-1に出場する。
準決勝に破れて迎えた今日の敗者復活戦。
トム・ブラウンはさらに面白さとカオスさを磨き、進化した合体ネタを披露した。
「とんこつスープでお尻を洗いまっす」「きゃあ~~!!」から、安くてうめえグミを合体させて安めぐみをつくりたいと合体ネタを展開させていくトム・ブラウン。
お笑い好きの観客と視聴者の心を確実に掴んだと思う。
果たして、今夜のM-1決勝戦の舞台にあがれるかわからないが、オードリーの後輩であるトム・ブラウンが2019年のM-1決勝の舞台で爆発することを期待している。
2019年12月22日18時34分。M-1決勝を見逃せない。
追記:トム・ブラウン、敗者復活戦7位でした。
倖田來未「め組の人」
https://open.spotify.com/track/5BdQuwZ9eQ0xI4bS3m18I7?si=b-nmmqZUR8G5lIbvCiuOKQ
定食道を極めたい
「この世でいちばん好きな食べ物は何か?」
そう問われたら、僕は間髪入れずに「定食」と答えるだろう。
僕にとっての定食の魅力は、なんといっても一口目に飲む味噌汁。
丁寧にお出汁をとっている味噌汁に当たった時、僕は幸福を感じる。
むしろ、メインのおかずはなんだっていい。
味噌汁を飲みに定食屋へ言っているといっても過言ではない。
gout(仙台)と山角(下北沢)の味噌汁が自分にとってベストオブ味噌汁。どちらも甲乙つけがたいうまさ。
あと、わが街階上町にあるとんかつ弥次喜多のしじみの味噌汁のうまさ!ロースカツを食べた後に一口すすると口の中が優しさでいっぱい。ぜひ、ご賞味いただきたい。
しかしである。
定食好きを公言しているにも関わらず、八戸において僕が通っていると言い切れるほどの定食屋がすぐに思い浮かばない。
ここ八戸において、楽をして良い定食屋と出会おうとこんなツイートをしてしまった。
八戸で美味しい味噌汁が飲める定食屋を教えて下さい。
— 山下 一支(やまぴー、yamapee、YAMAPPE) (@yamashita_music) 2019年12月18日
すぐにお叱りのツイートをいただく。KONCOS太一さんからである。
地元は自分の足で探すべし!全部の定食屋さんに行けばわかる😝
— TA-1 (@TaichiFurukawa) 2019年12月18日
太一さんの言う通りだ!!
KONCOS太一さんのInstagramを見たことがある人ならご存知だと思うが、太一さんは全国へライブに行った先々で出会ったお店をアップしつづけている。
その多くのお店は太一さん自身が実際にお店へ足を運んで出会ったお店ばかり。
僕も仙台に行った際、太一さんオススメのお店を教えてもらって食べ歩いた。
無論、どれも美味しかった。
自分で地元の定食屋をディグらず、人に頼ろうとしていた自分が恥ずかしい…。
人からオススメを聞くのは簡単だ。それも信頼している人のオススメだと、間違いない。
だけど、それでいいのか?
オススメを紹介してくれた人は、そのオススメのお店と出会う為にどれほどのお店を食べ歩いたか、自分はちゃんと考えたことがあるだろうか。
定食も音楽と一緒。
人のオススメばかりで埋め尽くされたプレイリストよりも、自分でディグって発見した音楽の方がよっぽど価値がある。
僕がYouTubeやSoundCloud、spotifyを駆使して自分の好きな音楽を探しているように、地元の定食屋を片っ端からディグって、自分の舌で確かめて定食道を極めることにした。
定食道を極めた暁には、地元の定食屋を世に広めるべく、ZINEをつくりたい。
そして、再びKONCOSを八戸へ呼んだ際には、太一さんたちと一緒に僕のお気に入りの定食屋でごはんを食べたい所存です。
僕の定食道は始まったばかり。
つづく
モーニング娘。'17「モーニングみそ汁」
僕が目指すDJのスタイル
DJには様々なスタイルがある。
フォーマットだけでもレコード、CD、PC。
ジャンルではHip-Hop、House、Techno、Reggae、R&B、Jazz、和モノ … etc.
曲の繋ぎ方も多種多様な方法があって、カットインを多用する人、2つの曲をまるで1つの曲のようにしちゃう人もいる。スクラッチを多用する人、まったくしない人。エフェクトを多用する人、まったく使わない人。世の中にはいろんなDJがいる。
では、僕はどんなスタイルでDJしているか。
僕は、日本のIndie musicやCity pop、海外のIndie pop、Oldiesなどの音楽をレコードでDJ している。
そもそも、僕はDJに憧れてDJを始めたわけではない。
ただ音楽が好きで、せっかくレコードやCDをいっぱい持っているのであればDJしてみたら?と誘われてDJを始めた。なので、演者というより、裏方である意識が強い。
「俺のDJプレイを見てくれ!」というのではなく、その場を繋ぐ選曲ができればいいという感じ。
お酒を飲みながら、おしゃべりをしながら、僕がきっかけで新たなgood musicとの出会いになればと思っている。
DJを始めた当初、DJなんだからミックスしなくてはと思っていた。BPMを合せたり、違和感なく次の曲へ繋げたりしなければならないと思っていた。
DJであろうとし過ぎてもがいた結果、自分の中で音楽があまり楽しいものではなくなっていた。
もっとお客さんが楽しめるようなDJをしたい。でも、どうすればいいんだろう…
そんな時、とあるDJのプレイを見た。
その人は、自分が持ってきたレコードの中からその場に合ったレコードをチョイスしてターンテーブルにのせて曲をかける。そして、お客さんや他のDJとその曲に関するエピソードなどを話しながら次に選曲するレコードを選び、前の曲の終わり際にフェードアウトさせて曲をかける。
あまり、曲同士を繋がないようなスタイル。
僕は目からうろこが落ちた。
無理に曲を繋がなくてもいいんだ!
その代り、選曲にストーリーをもたせる。
一曲一曲を大事にする。
今まで買い集めてきたレコードの中から、その場に合うようなgood musicを選んで、針を落とす。
そんなのDJではないという人もいるかもしれない。
でも、僕はDJではなく、選曲家でありたい。音楽Loverでありたい。
女の子をナンパするのではなく、君と音楽の話しがしたい。
それが僕の目指すDJのスタイルだ。
クラブで回さなくたっていい。
ライブハウスやカフェ、お祭り、屋形船…、どこでだって自分のgood musicは鳴らせる。
CAFROM「LETTER TO RUDY」
仕事をしながら音楽活動をすること
レコード買って、DJして、企画して、東京へライブを観に行って、本も買って…、という生活を送っている。
こんな生活をしているので、普段どんな仕事をしているのかよく聞かれる。
普通の会社員です。
でも、この普通の会社員というのが大事。
バンドマン等、夢追い人がバイトしながら成功して一攫千金を夢見るというのはもう昔の話し。
これからは、普通に仕事をして、After 6で音楽活動にいそしむというのがスタンダードになると思っている。
無理をした結果、借金まみれになってどうしようもできなくなって、音楽が嫌いになるよりよっぽど良い。
保育士がバンド活動をしながらツアーしてもいいじゃん。
一部上場企業に勤めるサラリーマンがDJしてもいいじゃん。
公務員がライブイベントを企画してもいいじゃん。
看護師がフライヤーをデザインしてもいいじゃん。
電力会社の社員が反原発を謳っているバンドのライブを観に行ってもいいじゃん。
働いたお金で、レコード買って、DJして、企画して、東京へライブを観に行って、本を買う。
そして、少しだけ将来の為に貯金をする。
そんな生活でいいと思います。
ウェディング・ソングを買い集めている - 曽我部恵一と後藤まりこ「結婚しようよ」
突如配信され、話題を集めていた曽我部恵一と後藤まりこ「結婚しようよ」が7inchでリリースされた。もちろん、即ゲット。
白根ゆたんぽのジャケットも良い。部屋に飾るだけで笑顔になるな~。
曲もCandy FlipがThe Beatlesをカバーした「Strawberry Fields Forever」を思い起こさせるような、ブレイクビーツにギターの音とボーカルが乗っかり、高揚感に満ち溢れてとてもハッピーに仕上がっている。
(曽我部恵一と後藤まりこ「結婚しようよ」… MVもいいよね)
https://youtu.be/DB-HeW0ZUw4
(Candy Flip「Strawberry Fields Forever」… この曲との繋がりはみんなが言及していて、とてもうれしかった!)
https://youtu.be/Gp6Wc9IQ1w0
今後、結婚式の二次会のDJで重宝されるだろうな~と考える。
もちろん、Candy Flip「Strawberry Fields Forever」とセットで選曲しても最高だろうし、曽我部恵一BAND「結婚しよう」、サニーデイ・サービス「苺畑でつかまえて」、忌野清志郎「世界中の人に自慢したいよ」もかけたいな!くるり「春風」も!
(曽我部恵一BAND「結婚しよう」… 曽我部さんのもう一つのウェディングソング)
https://youtu.be/Geb0BPO4ZYk
(サニーデイ・サービス「苺畑でつかまえて」… Candy Flip「Strawberry~」と合せてイチゴ繋がり)
(忌野清志郎「世界中の人に自慢したいよ」… こんなにも直球で最高な曲名のウェディング・ソングは他にないのでは?)
https://youtu.be/WfMd_O_BCEg
(くるり「春風」… 自分が結婚式をする際にはBGMで使うと断言します)
https://youtu.be/0kWphFldSjo
選曲のアイディアがいろいろと浮かんできたぞ。
もともとハッピーなポップソングが好きなのもあって、ここ最近ウェディング・ソングを買い集めている。
前に友人の結婚式の二次会でDJした時に新郎新婦や参加者もみんな笑顔で楽しかったな~。
結婚式の二次会でDJしたいので、誰か結婚式に招待して下さい。
もしくは、誰か僕と結婚を前提にお付き合いして下さい。
レコードを買ってばかりでなく、ちゃんと婚活もしよう。
そんなお話しでした。
吉田拓郎「結婚しようよ」